君さえいれば 金枝玉葉

君さえいれば 金枝玉葉

恋とは不思議なものだなあと思いますが、歳をとってもなかなかその本質がわかったようでわからないものですわ。



売れっ子である女性歌手ローズ(劉嘉玲/カリーナ・ラウ)の熱狂的ファンである女の子ウィン(袁詠儀/アニタ・ユン)。ウィンはローズに会いたい一心で、プロデューサーのサム(張國榮/レスリー・チャン)が企画した男性歌手オーディションに男装して応募します。合格したウィンはサムのマンションに同居します。実はサムとローズは同じマンションに住んでいて深い仲なのですが、それも近頃はすれ違いが多く疎遠になりがちの日々でした。。そんな中でローズはウィンを弟のように可愛がり、サムは無邪気なウィンにだんだん心をに引かれていきます。それがもしかしたら恋愛感情ではないかと気づいたサムは、自分はゲイではないかと思い悩みます。一方、ウィンも次第にサムに惹かれていきますが、ローズの気持ちを考えるとなかなか自分が女であるということを話し出せません・・・・・・。

ほっと暖かい気持ちにさせてくれるラブ・コメディです。袁詠儀ならではの映画ですね。確かになんとか男の子に見えます。ガムテープ巻いたりコンサート用の蛍光棒を入れるところがなかなか笑えます。そして、対比の対象である劉嘉玲が素晴らしく美人で花を添えます。

登場人物はみんないろいろ悩むのですが、そこはラブ・コメディですし、それぞれに本当にけなげでピュアな部分があって感情移入させてくれます。見ている方はウィンが女の子だと知っているのですが、周りが男だと思っていてまたウィン自身がそう振舞おうとしていることから起こる誤解が面白すぎ。ウィンが「僕はゲイなんだ」と言わざるを得ない状況になって、それをサムが聞いてることろなんか、もうおかしくてたまりませんでした。

ウィンがセサミの人形にしゃべらせるシーンがほのぼのしてて好きです。あんな具合に本心が言えればと思うのは誰しもあるでしょうし、あこがれますなあ。

私としては劉嘉玲の役柄に同情してしまいました。またウィンと同居しているオカマのユーロウ(陳小春/チャン・シウチュン)がなかなかいい味を出していますよね。チョイ役で出た曾志偉(エリック・ツァン)も笑えました。


【君さえいれば 金枝玉葉(金枝玉葉/He's a Woman She's a Man) 1994年 香港】
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by santapapa | 2005-01-10 02:04 | 香港(中国・台湾)映画
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