四銃士

三銃士/四銃士

前回紹介した『三銃士』の続編。『三銃士』のエンディングがこの映画の予告になっているだけあって、翌年に公開されています。



『三銃士』から少し下った時代、フランス王国政府が新教徒の反乱軍を鎮圧しようと激戦を繰り返しています。そんな中女王は反乱軍の背後にいると思われるイギリスのバッキンガム公(サイモン・ウォード)に手紙を書き、お針子のコンスタンス(ラクウェル・ウェルチ)に託します。それを知った枢機卿リシュリュー(チャールトン・ヘストン)は部下のロシュフォール(クリストファー・リー)を使ってコンスタンスを亡き者にしようとたくらみます。市場に買い物に出たコンスタンスは4人の男に襲われて、その場にいたダルタニアン(マイケル・ヨーク)の奮戦かなわずさらわれてしまいます。気絶したダルタニアンを家に招きいれたのが枢機卿と通じているウィンター夫人ことミレディ(フェイ・ダナウェイ)でした・・・・・・。

前作に比べて深刻なシーンが多く内容が少し重いのですが、世界観もキャラクターもギャグもそのまま引き継いでいるので、『三銃士』を見た人には楽しめると思います。中でもアトスとミレディとの緊張感あふれる対峙のシーンが今回の大きな見所でした。あいかわらず気が短いダルタニアンですが、この話は節操があまりありません。それなりに話の進行にかかわってきているので仕方ないとはいえ、コンスタンスが危機になっているのに「それはないだろう」という気もします(苦笑)。

そのラクウェル・ウェルチ扮するコンスタンスの衣装は今回は一貫して中世のバスト・コンシャスな衣装で、眼福というか目の毒というか。いや、大変幸せです(笑)。修道院の中でもあの格好だったのですが、はたしていいんでしょうか?一方ミレディを演じるフェイ・ダナウェイ)も負けてはなく、冒頭でセクシーなシーンを演じています。

『三銃士』から一貫して目を引くのはもちろん剣での対決シーンですが、型にはまった踊りのような殺陣という感じではなく、泥臭い殺し合いという感じなのはリアリティを感じて好感がもてました。長い戦いになると息が切れてくるし、顔や衣装も汚れてくるような部分もおろそかにしていない丁寧な作りになっているのを感じます。

音楽は前回のミッシェル・ルグランから変わって今回はラロ・シフリン。メロディがきれいなサウンド・トラックですが、この映画に関しては私の好みとしてはミッシェル・ルグランの方がよかったかなあ。


【四銃士(The Four Musketeers) 1974年 UK】
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by santapapa | 2005-01-04 23:18 | 洋画一般
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