フレッシュ・ゴードン

フレッシュ・ゴードン ヘア解禁ノーカット完全版

1978年。『スター・ウォーズ』が日本公開される前の春には『未知との遭遇』、『宇宙からのメッセージ』などのSF映画が封切られていましたが、その余波をうけて(どさくさにまぎれて)公開されたであろうエロSF映画が『フレッシュ・ゴードン』です。タイトルで分かるように1930年代のヒーロー、『フラッシュ・ゴードン』のパロディ映画でした。ペントハウス・フィルムの作品で配給はジョイパックフィルム。



ワン大王の支配するポルノ星から地球に怪光線が降り注ぎ、それを浴びた人々は理性が失われて色情狂になってしまいます。それを阻止すべく、ゴードン教授の息子フレッシュは途中でであった女性デールとフレクシー博士と共にポルノ星へ向かいます・・・・・・。

今であればアルバトロス・コアあたりが買い付けそうな作品で、内容は『チアリーダー忍者』よりはましと言った程度の超トホホ・ムービーです。私的には後の『フラッシュ・ゴードン』も別な意味でトホホ・ムービーでしたが(苦笑)。製作の1人、ビル・オスコはこの後、エロ・ミュージカルである実写版「不思議の国のアリス」=『エッチの国のアリス』というトホホ怪作も製作してます。ポルノ作品としても四半世紀前の作品ですので現在に比べたら描写はさほどでもありません。

目を引くのはハリーハウゼンを尊敬するジム・ダンフォースのダイナメーション。なんだかここだけ気合の入り方が違って別の映画みたいな感じです(笑)。目の化け物や、昆虫人間の動き、最後の魔人の表情などダイナメーションならではの動きが楽しい部分でした。

この作品はそれなりにヒットしたらしく、さらにお下劣さを増した(苦笑)『フレッシュ・ゴードン2』も作られています。


【フレッシュ・ゴードン(Space Wars (Flesh Gordon))1974年 USA】
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by santapapa | 2004-12-29 23:56 | 洋画一般
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