スペース・カウボーイ

スペースカウボーイ 特別編

クリスマスの定番であるメル・ト-メの「THE CHRISTMAS SONG」。その中に「簡単な一言を1歳から92歳の子供に捧げたい」という文句があります。「三つ子の魂百まで」という言葉もありますが、いつまでも子供の心はどこかに潜んでいるものでしょう。



その昔、USAの空軍に「チーム・ダイダロス」という4人の優秀な伝説的なテストパイロット・チームがありました。彼らは1958年のロケットの打ち上げに向けて、あらゆる訓練に耐えて準備をしました。が、そのプロジェクトは空軍の代わりにNASAが遂行、ロケットに乗る栄誉を手にしたのは、メアリー・アンという一匹のチンパンジーでした。40年の月日が流れて、「チーム・ダイダロス」のメンバーだったフランク・コービン(クリント・イーストウッド)のもとに、突然NASAから連絡が来ます。内容はロシアの古い宇宙衛星の故障が元で30日以内に地球に落下してしまう可能性があり、それを修理できるのはコービンしかいないということでした。コービンはプロジェクトのメンバーを自分自身が選ぶことを条件に、この任務を引き受けることにします。そして、そのメンバーは40年も前に寝食を共にした「チーム・ダイダロス」の面々でした・・・・・・。

どうも歳とったせいか、『黄昏』とか『ハリーとトント』とか、はたまた『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 』とか、ジイサン映画に涙腺が緩むことが多い今日この頃ですが、これもジイサンががんばる映画です。72歳のジェームズ・ガーナーをはじめとして、最年少がトミー・リー・ジョーンズの53歳というシルバーな面々ががんばってます。ドナルド・サザーランドは以前ケイト・ブッシュの「クラウドバスティング」のプロモーション・ビデオで老博士役を好演していたのですが、それもこの10年以上前ですか。

冒頭は『ライト・スタッフ』の世界。空に対するロマンは共通するものがあります。そしてそれを、あきらめてからも心の奥底にずっと持ち続けていた4人の気持ちには共感するものがあります。わしもあんなバイタリティあふれる元気なじいさんになりたいと思わせてくれます(笑)。

ラストでフランク・シナトラの「Fly me to the moon」が流れますが、なんとなくロバート・A・ハインラインの「月を売った男」、「鎮魂歌」を思い出してしまいました。


【スペース・カウボーイ(Space Cowboys) 2000年 USA 】
[PR]
by santapapa | 2004-12-25 20:56 | 洋画一般
<< 世界大戦争 ベルリン・フィルと子供たち >>