東京攻略

東京攻略

馬楚成(ジングル・マ)監督が東京ロケを行って撮った2000年の香港映画です。もちろん舞台はほとんどが東京。



大銀行に務める父親に反対してメイシー(陳慧琳/ケリー・チャン)は、日本人ビジネスマンの高橋(仲村トオル)とラスベガスで挙式をするはずでした。ところが結婚式の時間になっても新郎は現れません。一人寂しく香港の新居に帰ったメイシーの前に内装デザイナーのユン(鄭伊健/イーキン・チェン)が現れて、高橋から受け取った小切手が偽物だったと迫ります。二人は高橋を探しに東京へ。高橋のマンションを訪ねたところ、謎の男たちに襲われて逃げる途中、私立探偵リン(梁朝偉/トニー・レオン)の部下(遠藤久美子)に助けられます・・・・・・。

『星願』とはうって変わって、いかにも香港映画らしい映画でした。そこそこのアクションがあり、カー・チェイスや隅田川をボートで登っていくシーンなどもみせてくれます。東京を知っている人間には、いつのまにかテレポートしちゃってるような無理な移動は笑えるでしょうけど(笑)。

トニー・レオン扮するリンは小さい頃から日本で育ったという設定ですが、それにしては日本語が怪しすぎます(笑)。もっとも、遠藤久美子の活舌の悪いセリフもどっこいどっこいで、『戦場のメリー・クリスマス』の坂本龍一のセリフに字幕がほしいと思った私にはあまり気になりませんでした(笑)。

そのトニー・レオン、セリフは別にして、スマートな大人のカッコよさを振りまいてくれました。「顔はやめて」には「薬師丸ひろ子リスペクトかいな?」と笑っちゃいましたけど。またイーキン・チェンは毎度いい人光線を振りまいて軽快にアクションをしてました。ケリー・チャンはいつものおすましさんですが、泳げないのにあのアクション・シーンに挑戦したとか。しかし、電話ボックスの前であんなひどいセリフを言われていいんでしょうか?(苦笑)阿部寛もなかなか渋くてよかったです。セシリア・チャンは何のために出てきたのかまったく不明(笑)。とにかくアラは山ほど見えるもの、楽しい香港映画という感じの作品でした。

現在、ジングル・マ監督は続編『韓城攻略』を撮っているといううわさです。トニー・レオンと舒淇(スー・チー)が出るとか言う噂もあります。そこそこに『東京攻略』ぐらいに期待していますが、日本での公開のタイトルが『スー・チーの韓国攻略』みたいだったらやだな(苦笑)。


【東京攻略(東京攻略/Tokyo Riders) 2000年 香港】
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by santapapa | 2004-12-19 23:02 | 香港(中国・台湾)映画
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